入園の手引き
旭川市認可保育所の入所手続き
保育所の入所受付は、おもに12月上旬から開始されます。入所希望の方は所定の申込用紙に記入し、市役所こども育成課か各認可保育所に提出してください。(特別支援保育、広域利用、産休・育休明けの申込みは市役所こども育成課のみで受け付けています。)
新年度の受付は毎年11月、旭川市の広報「あさひばし」でお知らせします。
※なお、年度途中でも、申込を受け付けておりますので、家庭で保育できない状態の時はお申し込みください。ただし、各保育所には定員がありますので、定員を満たしている場合は入所できない場合があります。
※詳しくは旭川市子ども育成課保育給付係0166-25-9845にお問い合わせください。
保育所選びのポイント
仕事と子育ての両立などでお子さんの保育所入所を考えたとき、どんなことを保育所選びのポイントにしたら良いでしょうか。
まず、毎日の送迎を考えると自宅や職場の近くであること、また、保育方針や保育内容など保育の環境がどうか、家庭と保育所との連絡や連携のあり方についてなどもポイントになると思います。あわせて子どもの視点からの保育所選びも大切でしよう。
各保育所で見学できますので、直接保育所・園にご連絡をお願いします。
※厚生労働省「よい保育施設の選び方 十か条」より引用
1.まずは情報収集を
- 市の担当課で情報の収集や相談をしましよう。
2.事前に見学を
- 決める前に施設の見学をしましよう。
3.見た目だけで決めないで
- キヤッチフレーズ、建物の外観や壁紙がきれい、保育料が 安いなど、見た目だけで決めるのはやめましよう。
4.部屋の中まで入ってみて
- 見学の時は、子どもたちがいる保育所の中まで入らせても らいましよう。
5.子どもたちの様子を見て
- 子どもたちの表情がいきいきしているか、見てみましよう。
6.保育する人の様子を見て
- 保育する人の数が十分か、保育士の資格があるか聞いてみましよう。
- 保育する人が笑顔で子どもたちに接しているか、保育する人の中には経験豊かな人もいるか見てみましよう。
7.施設の様子をよく見て
- 子どもが動き回れる十分な広さがあるか、遊び道具かそ うっているか見てみましよう。
- 陽当たりや風通しがよいか、清潔か、災害時のための避難ロ等も見てみましよう。
8.保育の方針を聞いて
- 園長や保育する人から、保育の考え方や内容について、またどんな給食が出されているか聞いてみましよう。
- 連絡帳などでの家庭との連絡や参観の機会について、聞いてみましよう。
9.預けはじめてからもチェックを
- 預けはじめてからも、折にふれて保育のしかたや子どものようすをみてみましよう。
10.不満や疑問は率直に
- 気軽に相談してみましよう。
特別保育事業
通常保育のほかに、もっときめの細かいサービスを目指し、いろいろな保育を実施している保育所があります。子育てに関しての多様なニーズに応えられるよう、地域ごとに必要に応じたサービス内容を実施しています。(実施については各施設紹介をご覧<ださい)
心身に障がいのあるお子さんを対象に、特別支援保育を実施しています。 (原則3歳児以上の集団保育が可能なお子さんが対象です。) |
仕事などで、通常の保育時間内に迎えにこられない保護者のために、時間を延長して行う保育サービスです。 |
保育所を利用して、子育て家庭の不安や悩みについての相談、育児講座の開催、育児サークルの育成・支援・保護者同士の交流の場の提供などを行います。(市内に住んでいる乳幼児とその保護者が、いつでも気軽に利用できます。) |
冠婚葬祭や急な用事で保育が出来ない保護者のために一時的に預かる保育サービスです。(1歳児~就学前のお子さんがいる方が利用できます。) |
日曜日や祝祭日に仕事などのため、保育できない保護者のために、行う保育サービスです。(認可保育所に入所している方が利用できます。) |
病気回復期にあって集団保育が困難な場合に仕事などで家庭で保育できない場合に利用できます。(生後6ケ月~就学前のお子さんが対象です。) |
旭川で初めての夜間保育園です。夜遅くまで仕事をされている方のための保育園です。早朝保育、延長保育も利用できます。 |
教えて!Q&A
Q.
認可保育園と認可外保育園の違いを教えて!
A.
国が定めた基準を満たしているかどうかの違いがあります。園児1人あたりの面積など細かく決められていますが、認可保育園はそれをすべてクリアしていますので、より安全で安心な環境でお子様を預けていただけると思います。また、月々の保育料は一律ではなく、お子様の年齢や人数、世帯所得税額等によって決定されるのも認可保育園の特徴です。
Q.
保育園と幼稚園の違いは?
A.
保育園は共働きやその他の理由で「子供を保育できない」家庭のお子さんを預かる児童福祉施設で、保護者支援の面にも重点を置いています。一方、幼稚園は幼児の教育施設と考えていただけるとわかりやすいでしょう。ただ、保育園でも幼稚園と同程度の保育所保育指針に基づく教育を行っていますので、小学生になった時に差が生まれるといった心配もないと思います。また、入園可能年齢や保育を行う日数や時間の長短、給食の有無などの違いもあります。
Q.
どんな給食やおやつが出るの?
A.
毎日昼食とおやつを提供しています。献立は日によって異なりますが、栄養士がバランスを考えて作っています。各園で調理を行い、衛生管理を徹底して安全な給食の提供を心掛けています。また、乳児からの入園の場合はミルクの提供となりますが、ご家庭と歩調を合わせながら離乳食にも取り組んでいますのでご安心ください。
Q.
子供の様子どのように伝えてくれますか?
A.
安心して預けていただけるよう、送迎の際に細かくお子様の様子をお伝えしたり、連絡帳に記入したりしています。また、その日撮影した写真を掲示するなど各園で工夫をしています。
Q.
子供に合う場所を探したいのです。入園前にいくつか見学できますか?
A.
もちろんです!事前に電話をして日時を決めてください‥園の雰囲気や普段の様子を見学していただけます。また、各園で毎月「園開放事業」という取り組みをしていますので、参加してみるのもよいと思います。多い方では10ヶ所以上見学に行く方もいます。それぞれの園で雰囲気も違うので、納得の行くまで実際に見学して話を聞いてみることをオススメします。
Q.
保育園は幅広い年齢の子がいるイメージだけど同年齢の子と一緒に過ごす環境もありますか?
A.
多くの保育園では、年齢ごとにクラスを設けて保育していますが、年齢の違う子と一緒に過ごす時間帯もあります。いろんな年齢の子と一緒に過ごす時間帯もあります。いろんな年齢の子とふれあうことで、憧れや思いやり、慈しみの心などの感情が育まれるよう保育士が関わり見守ります。
Q.
入園前に直接聞きたいことがたくさんあります。
A.
各園の園開放事業や、月に一度ときわ市民ホールで行われる保育園に通っていないお子さんと保護者の方を対象にした保育企画「遊びの広場」に参加いただくと良いでしょう。その時に直接、保育士や園長に話しかけてください。また、旭川民間保育所相互育成会のホームページに掲載の各民間認可保育園の情報もお役に立つのではないかと思いますよ。
Q.
母子(父子)家庭・共働きでなくても保育園に通わせることはできる?
A.
認可保育園は「保育できない環境」にあるご家庭を支援する児童福祉施設ですので、お仕事に限らずご家族の介護やご自身が通院しているなどの理由でも入園基準が満たされていれば入園申込みは可能です。
ほかにも気になる保育園のあれこれ
~生後8週経過後から入園可能~
認可保育園では、生後8週経過後から入園可能です。ただし、入園を希望される認可保育園の空き状況によっては受け入れ出来ない場合もあります。
~出生前の申込みも可能!~
出生前でも「産休・育休明け申込み」として事前に入園の申込みをすることができます。市役所のみでの受付となりますので、詳しくは旭川市こども育成課保育係にお問い合わせ下さい。
~第1希望の保育園には通えない場合も~
自宅や職場近くの保育園を希望いただく場合が多いですが、認可保育園の空き状況によっては入園できない場合もあります。
~タイミングがあえば年度途中からの入園も可能~
希望園の空き状況によっては年度途中で入園することが可能です。例年待機児童が発生しているので、途中入園は難しいのが現状ですが、なるべく皆さんの要望に応えられるよう、保育園数や定員数も年々増えています。
この他、旭川市ではファミリーサポートセンターを設け、様々な育児ニーズに対応しています。 (詳しくは子ども育成課保育給付係TEL25-9845にお問い合わせください。有料の事業もございます。)
事務局
各保育園に関する情報は各保育園に直接お問合せ下さい。
加盟保育園一覧
手続きに関するお問合せは
旭川市市役所
子ども育成課保育給付係
TEL0166-25-9845